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男女差「違憲」で控訴断念=顔やけど跡の障害認定―厚労省(時事通信)

 労働事故で負った顔のやけど跡をめぐり、男女で障害等級に差をつけるのは違憲だとした京都地裁判決について、厚生労働省は10日、控訴を断念し、認定基準の見直しを決めた。
 判決は、同じやけど跡でも性別により補償給付額が大きく異なるとし、「著しく不合理で違憲」と指摘。女性ならば有利な認定を受けられたとする男性の訴えを認め、国の処分を取り消した。
 同省労災補償部補償課は控訴断念について、「男女差を設けることについて、合理性を立証するのは困難と判断した」としている。 

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